2017年09月26日

寺神戸亮さん×チョー・ソンヨンさん 11回目のコンサートと胡桃庵古楽道場 公開レッスン

 二度 三度 書いています。三年ぶりに来ていただいた寺神戸さんとチョーさん、ありがとうございました。
ちょうど寺神戸さんが、小さなスペースを捜しておられたのが、2007年夏、私が札幌のPMF音楽祭へ参加していたときでした。スイス留学から帰国して下り立ったYさんが、サロンを手伝いたいと訪ねて、一緒に古楽道場をしようと始めたばかりのときでした。「あのプティット・バンドのコンサートマスターの寺神戸さん?」サロンをする前に、世界の古楽界の双璧が「いずみホールに来てで聴いていました。日本人が入っているとは知ってはいたけれど、日本人でコンマスに抜擢されてることが、有田さんより次の世代が活躍してるのだなと思っていました。クイケンファミリーの録音は、有田正広さんやグスタフ・レオンハルトや、ブリュッへン、フォン・ハウエと重なって大抵の CD、LPがありましたので、「 御請けしますって、 Uさんに御伝えしてね!」「平井さん、本当にいいんですか?」「ええ、いいわよ!直感。いずみで聴いてサインももらってるから。ヴァイオリン素晴らしいし、人柄大体わかるし!」「了解です!平井さんありがとう!凄い人を呼んでくださって・・・・・」
それから、ちょうどヴィオロンチェロ・ダ・スパッラというバッハ時代のごく短い間に演奏されていた肩にかけて演奏する楽器の復元もので無伴奏チェロソナタ全曲をされました。各地で広めたいという時と重なって、スパッラでまたあるときはヴァイオリンと持ち替えての企画となりました。
 2017年までのコンサート記録(別表)を参照ください。
 ノワ・アコルデのノワはフランス語でクルミという女性名詞。 それで胡桃庵古楽道場という公開レッスンを寺神戸さんのコンサートには、ほぼ毎回していただいたのですが、チェンバロの故芝崎久美子さんの次に来られて首都圏の古楽演奏家の方たちに、当人の予想以上に広がったようです。もちろん、古楽専門誌、音楽情報誌無料掲載をさがし、音楽大学、置いてくださりそうな近隣レストラン、カフェ、音楽家の方々へお願いして足を動かし廻り増した。手紙、FAX、電話だけでなく以前からパソコンはしていましたから、名簿つくりして、インターネット時代のツールがどんどん増えました。小さなサロンでも1000名以上の名簿になりましたが、転勤、実家へ帰られる方、メール・アドレスは変わるのが当たり前ですから、年賀状、9年間は暑中ハガキも送っていましたので、郵便料金だけでもはねあがります。忍耐だけでは、ダメで「まあ、いいか!外食しないように、服は買わないように。ブランドもの、好きじゃない私もの。」のスタンスで。
 豊中市の後援を取り付けたものの、当該部所のカウンターでは、市民にふれることもなく、そのころは、ホールや図書館、公民館へ、古楽なんてなんのこと?といわれそうな確立の低さでしたが、それでも自分で運転して館長さん、職員の方にご挨拶して名刺を渡して、名前だけでなく趣旨を理解してもらうことに重点を置きました。 まだチケットをとることは営利目的事業と見なされていたわが町行政の感覚でした。

 『後日談として挿入しますが。
 しかし2016年秋あたらしい市立文化芸術センター開館記念式典杮落し公演の前位から、随分変わってきました。首長がクラシック音楽が大好きということも影響があると思いますが、丁度サロンが開設した年に広くし明に音楽文化芸術を享受するための条例が発布されていたことが分かり、その記念式典に文化庁長官が自ら来場、長官賞が大阪府下の市町村で初めて我が町に贈呈されたのでした。10年の実りです。』
 
もちろん、関西、豊中、大阪、神戸、京都、奈良の方にひろがり、古楽の方、音楽通の方が九州、東北、札幌からも来てくださいました。今も古楽人口はモダンよりすくないですが、10年の間に、小さなサロンの数が大阪市内府下で随分ふえましたし、古楽の活動されている方がお仕事をもちながら、年に何回も演奏会をされるというケースが顕著です。
 その例として、ヴァイオリンのレッスンを受講された方の通奏低音でついてこられた、Yさんが「新幹線に乗っていっても受講できるような雰囲気ではなかったのに、寺神戸さんがノワ・アコルデに来られたから、私はチェンバロを再会しようって決心したんです。神様のような方が、一緒に弾いてくださるなんて、うれしっくって涙でてきました。それから、アンサンブルを立ち上げて、仲間と演奏会前の曲を見てもらえるんですから。有り難いです!」
  小さな音楽サロンの定義はできない、しても今は流動的なので意味がないということを音楽ライターの渡辺和さんが共著「コンサートをつくる。つづける。〜地域主催者はかく語りき〜」で書いておられましたが、それぞれ人生の半ばで、思い立ってつくられたことでしょう。
私もその一人です。何年かするうちに、大学ではできないこと、隙間を埋めたり、マッチングをして喜びを分かち合えたらいいな〜と感じたことの一つがこの胡桃庵古楽道場です。

  寺神戸さんの言葉 2017年9月18日のコンサートを終えて書いてくださいました。

皆様、ご来場ありがとうございました。そして主宰、サロンの女主人平井悦子さん、いつも楽しい交わりの会を催してくださりありがとうございます。いつも「うちはコンサートホールではない」とご謙遜なさいますがサロンというのは人の交流の場です。集った人達の間で知的な会話が交わされたり、また笑いに包まれたり。お馴染みの顔、初めての顔色々でしたが楽しいひと時をありがとうございました!

 
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2017年09月23日

ベートーヴェン トリプルコンチェルト   


2006年7月札幌PMF音楽祭( バーンススタインが提唱して、最後に札幌でシューマンの第2番ハ長調をPMFアカデミーオーケストラを指揮。遺志を受け継いで毎年開催)で聴きました。
ベートーヴェンピアノ、ヴアイオリン、チェロのための三重協奏曲。
札幌コンサートホール  KITARA
エイドリアン・コックスピアノ ウイーン音楽大学教授
ヴェルナー・ヒンク 当時ウイーンフィルコンサートマスター
故フランツ・ドレシヤル ウイーンフィルチェロ
札幌交響楽団
指揮尾高忠明
  すばらしいワインヤードスタイルのホール前から3列目の真ん中。
お二人がアイコンタクトしてくださってびっくりポン!世界の優れた若い音楽家を見いだし、羽ばたかせる教育的側面と、市民に音楽を根付かせ広める側面。無料コンサートが沢山でまたそれが素晴らしい演奏と人柄が溢れていました。関西の音楽家もここを修了した方が結構おられます。
その後、ベートーヴェン・ボンの交響楽団、座付のような指揮者 とヒンクさん、ドレシャルさん、日本の女性ピアニストさん ザ・シンフォニーホールで聴きました。トヨタマスターズ・ウィーンの企画でした。楽章ごとに拍手が起こって、さすがのお二人も苦笑い。今は、滅多になくなりました。
  LP では、ルドルフ・ゼルキン、オイストラフ、 ロストロポーヴィッチ、ジョージ・セルが指揮、そうなるとたしか、クリーヴラントかベルリンフィル
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チェンバロで弾くハイドン、モーツアルトそしてエマニュエルバッハ 寺神戸亮×チョー・ソンヨン 2017  

台風一過の後、満員のサロンで、
チョー・ソンヨン(趙 誠妍)さん
以下は寺神戸 亮さんの当日の曲目解説より
◆J. ハイドン:クラヴィーア・ソナタ ト長調
Allegro con brio, Menuetto, Finale: Presto
1778年出版の6曲のソナタの第1曲。ソナタ・アルバムにも集録され
ているのでピアノを学ぶ人にはお馴染みの曲かも知れません。全体に明
るく楽天的なハイドンの人柄が滲み出ている名曲です。第2楽章メヌエ
ットのトリオ部分でのふとした翳りも秀逸。聞き慣れたピアノではなく
チェンバロからはどのような表情が引き出されるのでしょうか?
僭越ですが、昨日の感想。
チョーさんのやわらかい流動的なタッチと二段鍵盤の華麗な響きが、ピ
アノでは、表現出来ないものでした。当時は、クラヴィーアといっても
フォルテピアノだけでなくまだチェンバロで演奏される機会が多かっ
たのです。現代の室内オーケストラでハイドンのシンフォニーを演奏す
る場合、モダン弦楽器、管楽器の中では埋もれてしまうチェンバロの音
色を間近で聴いていただきたいとリクエストしました。初めての方、古
楽通の方も色々な方が来られていました。ハイドン、モーツアルトをチ
ェンバロで聴いてみることで、現代のチェンバロへの関心と演奏が広が
ることを願っています。欧米では、チェンバリストは、現代曲も委嘱作
品も含めて他のジャンルの演奏もされているようですね。


◆ W.A. モーツアルト ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ニ長調
K.306
リハーサルは、座っては聴けなかったのですが、「なに!これは!」 明るくて
光輝くようなチェンバロ!ヴァイオリンの影になるところが、拮抗していました。
素晴らしい演奏だけでなく、演奏後のコメントもいただきました。曲目解説は、
プログラムに掲載しております。いずれ、ブログにも掲載したいと思います。
平井様、感想ありがとうございます。
ハイドンの後、モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのためのソ
ナタニ長調K.306 を演奏しました。今までにもチェンバロでモーツァ
ルトのソナタを弾いたことはありますが、「チェンバロもなかなかいい
よね。でもモーツァルトは本当はフォルテピアノ音や表現力の方を好ん
でこの曲を書いたにちがいない」と思うのが常でした。しかし今回はチ
ェンバロで微塵も表現力の不足を感じませんでした。それどころかむし
ろフォルテピアノよりも豊かな音量と響きでヴァイオリンもピアニッ
シモからフォルテッシモまでダイナミックを使い、音色の変化も含めて
十分な表現ができました。チェンバロは4foot も使ってのフル稼働でし
たが、8,8,4 のコンビネーションでもうるさくならずに輝かしさと豊か
さだけを引き出す技には感心しました。

最初の C.P.E. バッハ も普段中々演奏されない曲で ロ短調、ハ短調
ハ短調は父の大バッハのモチーフと酷似しているところを弾き比べしてくださって
みなさん納得。
 
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2017年09月02日

100歳まで弾くからね! 札幌交響楽団コンサートマスター&ソリスト 大平まゆみさん 

7月に N響コンサートマスターの篠崎史紀氏のリサイタルを大阪で聴いて、著書「ルストパウゼ〜ウィーンの風に吹かれて〜」を会場で手に入れて一気に読んだ。先日遅めのお盆休みに来札した折、期せずして、札幌交響楽団のコンサートマスターを長年努めてきた大平まゆみさんが手記を書いておられる事を知って札響定期開演前に書店で求めて実際に再会した。
どちらの著者もコンサートマスターの仕事を真摯に受け止めておられて本公演に臨んでおられることに感動する。
違いは大平さんは=札響コンマスとして、ソリストとして、何度も聴いてお話もさせていただいたので、3年ぶりに逢うのにお土産も持って来れなかったけれど、定期の後にこれは、とても素敵なことになる予感がした。
 いろいろエピソード思い出があるけれど、 Mを4年間看取ってから3ヶ月後、マンション経営を一人でして神経性大腸炎、疲労で入院した翌年、PMF音楽祭に行き、人生の新しい扉をそろりそろりと開けていたころ、「札響くらぶ」というファンボランティアが演奏後、楽団員たちと交流する食事付きパーティでお会いして、美しく素敵な笑顔で挨拶されているコンミス(当時はコンサート・ミストレスと呼んでいた)さんだなあという印象であった。札幌の7月は、大阪人にとっては、極楽である。夏日も時々あるにしても。そして原始林が住宅街に残っていて、舗道がとにかく広いので歩幅が10センチ以上は伸びるから腕の振りも大きくなり、肺活量もぐーんと大きくなってコンサートに歩いて行くから元気になるのは、必定であった! 飛行機に乗るというのも私は好きだから。
 札響がソウル公演をするというので、単独関西空港からソウルへ行って漢南(カンナム)芸術センターで聴いた後のちょっとしたロビーパーティの隅っこに立っていた私を見つけて、「平井さん、わあ、来てくださったのですかあ!ありがとうございます」とずずずっと近寄って握手してくださった。私は他のファンの方とは面識もなく、トランペットの前川さんやファゴットの夏山さんコントラバスの助川さんはまだ出て来ていなかったので、どうしてよいやら分からないときだったから、嬉しくなってお疲れさまの挨拶の後「明日は、冬ソナツアーに参加するのです!」と言ってしまったら(「冬のソナタ」という韓国のテレビドラマが日本で大旋風を起こしていた真っ最中だった)「わあー、私も行きたいです。チュンさんの家にも行かれるのですか?」と(チュンさんとは、主人公=俳優ペ・ヨンジュンが交通事故で記憶を失って名前を変えていた)とかなりはまってるのが露呈して、共通項があり、異国で一人参加の私には、楽しい記憶となっていたのです。
 その後、男性と同じく燕尾服に長い髪を下ろしてコンサートマスター席で弾くまゆみさんは華奢ながら、音色は素晴らしく、年を重ねる度にリードが洗練されて PMFアカデミー生、アカデミー教授(ウィーンフィルメンバー)との合同演奏にも参加されて大活躍な方です。
  さて、本題の本の中味には、彼女の生い立ちは、両親、妹さんに恵まれた環境で”さもありなん”なのですが、二人の娘さんを育てる中で、 かつてご自分のお母さんが、皆が裁縫箱を買うのに、クッキーの空き缶を利用して家庭科の授業に持たせられた体験は「他人と違っていい」という躾け、教育だったのです。お父さん程また子煩悩な方はないとアメリカ生活の中で言われたほど両親が音楽教育のためにはアップライトピアノを借りてこられたことからも性根がちがいます。
 大平さんは、ヴァイオリンを持って少女時代からなぜかコンマスのポジションに選ばれます。アメリカでの学生時代タングルウッド音楽祭でも。
 日本でも様々なオケのゲストコンマスで呼ばれる華やかな経歴ですが、しかしプロのオケ常任コンマスで1年契約となると話しは別でしょう。二人の娘を育てる糧でもあり、母としての愛をどうやってやりくりされたのか、核心が見えてきて益々尊敬できる、共感できる音楽家だと納得しました。
音楽家にはグレングールドのような自分を見つめ、自分の音楽を創るために演奏するタイプと、音楽は沢山の方に聴いてもらうために研鑽する、音楽以外のことにも関わるタイプと。
 どちらも素晴らしいですが彼女は後者を選びまた前者も多いに肯定しています。
 音楽人生だけでなく1日の時間の中で、「時間を延ばす」という彼女の生活哲学というのでしょうか、だれでも体験したことがあるけれど、それを自ら実行して、家庭教育ー彼女の後ろ姿をその見本にされていることでした。ここで音楽における彼女の種を明かすことはやめておきます。(笑)
 でも沢山の方におすすめです。ヴァイオリン奏者や学生さんなら尚更。 余分な力を抜くために、ラジオ体操から、こんにゃく体操、片足を上げてバランスをとって弾く! 鞭打ち症になってから肩当てを外してよりヴァイオリンが自分の身体になじんだという怪我の功名まで披露。
 外国語は、音楽演奏をより理解する上で大切な事、好奇心旺盛なまゆみさんには追いつけませんが、私も外国語が好きで、かじるのが専門ですが、中味がしっかりわからなくても発音は、どの言葉でも先生やネイティブの方から「とてもいい」と言われていて、実際現地では固有名詞の地名を聴く時に役に立つし、オペラやリート歌手の力量が発音の良さで分かるようになって来ました。
  ジェーン・エアなど言語で読むことも出来るなんてできませんが、英語落語で何度も聴いた演目ならば笑えます。日本文化文学者ロバート・キャンベル氏のネイティヴへ話しかけてる英語のスピードにもテーマが分かっていると何とかついていける体験をしたところなので、彼女の「向上心があれば」何歳からでも海馬は発達すると確信してきました(笑)
  そして娘さん達には、音楽家をめざすなら、音楽の後ろで働く方たちへ感謝の気持を柔らかい笑顔で表すこと、言葉遣いを大切にする事が成長につながることを厳しくされてきたことを、意識して努力されていたことに、また感動しています。 
歌謡界でも一流の方ほど裏方さんにこそ感謝の言葉を絶やさないですね。
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 ネビル・マリナー、エリシュカ、尾高忠明、大山平八郎、小林研一郎など著名指揮者とコンマス席からの体験、エマニュエル・パユのイベールフルート協奏曲で、と全てをマスターした上で語るような演奏は、私も聴く体験していて”さもありなん”です。
ストリート演奏など札響会員を増やすため、道往く人にも聴いてもらうためにアメリカでは当たり前だ
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った風習を取り入れる大平さん
 
 
posted by きりん at 02:38| Comment(0) | コンサート聴き歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

S 君と夏休み  心って折れる? 

 元ノワジェンヌさんとかねてより約束していた、夏休みのお食事会。久しぶりに JR芦屋駅前のホテルTで待ち合わせ。カフェ・レストランでお昼をしました。 小2になったS君が笑うと前歯が一本なくなっている。「そうだ、 S 君 おめでとう。抜けたんだね。それじゃ、大人の大きな歯が生えてくるから愉しみにしていてね(😊)ママ「もう一本ぐらぐらしてるんです。」そうかそうか、私も60ン年前に抜けたこと想い出す。。。。。。 先日、お食事を一緒にしていた方が、「○○へ入院する時に上の姉が親代わりに付き添ってくれたことをくっきりと想い出すんです。」と言われた。「え、小さいときに入院?」と思ったら幼稚園入園でした。最近入院する友人知人がいるので、記憶で聴き取っていたのだろうか?何十歳になっても、人の記憶は、ふっと立ち上がってくることがあるのだ。今日の1日が S 君にとってとびきりいい日になるかどうか分からないけれど、歯が生え変わるお目出度い記念日になったらいいなと思いました。3人のメニューは、夏なのでハワイアン料理でパイナップルの薫りのするサラダに串カツであった。  夏休みの宿題に話題が行き、かなりの量らしい。鍵盤ハモニカの練習。本を10冊読む。日記を書くなどなど。先生はしっかりと出されている。どこで自分の言葉にしたのでしょうか「こんなに沢山あったら、ぼく、心が折れるよ」私、こころのなかで「ほええええ〜。小さいころからこうゆう表現を真似するのか。いや、実感して使っているのだろうか?」にこにこしながら、聴いていた。
 その後別れて、近くの川沿いの芦屋市立だったか、随分しばらくのルナホールでのあるコーラス団体の演奏会に行った。1時過ぎでものすごい炎天下で芦屋川散策の情緒はなく。
  プログラムをみれば、貴志康一の歌曲2曲ほか阪神間の作曲家のや、北欧、南米の言葉がいろいろ混ざった曲がたくさんである。コーラスは、何年していてもアマチュアの範疇にかためられる。プロである集団はほんの少しなのが日本かもしれない。他の国の比較などさっぱり分からない。
このコーラスグループは比較的世代の幅が大きく異世代二階だてで健全である。 
 25名と20名(男女)位。
 アカペラの曲、懐かしいピアノ付き曲、日本語で歌われる曲を聴いているうちに、マタイやメサイア、レクイエムなど西欧の作曲家の名作を歌うのが本物志向と思っていた回路が急に柔らかく溶け出したようで、これもいいじゃない?
 気持のよいメロディーが続いて食後のこっくりも伴う。心が洗われるというか幸せ感が湧き出る。違う表現をするとベートヴェンやショスタコーヴィッチのシンフォニーを聴いているときは、緊張感の方が大きい。
  人間の声をハーモニーで動いていくコーラスは、なんだか安らかになって、そう、心がほぐされて柔らかになっている。
 人間はがんばる時はがんばらなければならない。そんな時は、きっと心が固く、突っ張りを立てている。青春時代のように。そうだ、だから心はぴーんを張りつめているから、折れるんだ。折れ易いのだ。
 帰ってから、元ノワジェンヌさんのお母さんのFacebookタイムラインに、「S君。心は柔らかくなると折れないんだよ」と書いて送った。 「あ、そうかもしれませんね😊」とお母さん、 S 君から「 OK  大丈夫だよ」*******
夏休みの宿題、たくさんだけど、好きなことから書いたり、楽しいことの延長に宿題してほしいなあ。
 ルナホールは満席で、貴志康一の妹あやさん註1)の娘さんがもう80近くで聴いておられ、会場の席で呼ばれて挨拶された。あまりしられていない阪神間に住んだ作曲家大澤寿一の息子さんもおられた。
 また阪神間は私学の大学が多い。貴志康一所縁の甲南小中高校学園、大学、関西学院大学。。。。。。指揮者のコメントから先日なくなった日野原重明先生は、関学グリークラブに所属されていたことは何となく知っていたが、教会でオルガンも弾いておられたという。 我が母校の大先輩だったのだ。ホールを出てもまだ西日が照りつける暑い日であった。日野原先生には到底及ばないが、私も先月からサロンで高齢者のための健康体操教室のボランティアを発足することができた。幸いみなさんがすごいやる気を出して喜んでくださっている。なんて素晴らしいことだろうか!
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心が柔らかくなっているなあと心中で🙏した。

 註1)康一の妹さんと湯川博士の奥様とは大の親友でした。貴志康一記念室=甲南学園内に行くとその資料があり、湯川秀樹博士がノーベル賞受賞の晩餐会には、その受賞者の国の最も優れた作曲家の曲を演奏されるそうで、貴志の室内楽かオーケストラ曲が演奏されました。
 
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posted by きりん at 17:46| Comment(0) | 日常発見つれづれ草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする