2020年07月03日

真夏のミラクル★今日だけのトリオコンサート   Chika  sax /Yuuko cb. /Noriko pf.

 新型コロナウィルスの感染拡大のため、3月からコンサートが殆ど延期、非常事態宣言のため休業、自粛ー stay home が続いて
いましたが、非常事態宣言自粛が解かれた6月初旬。 コントラバス奏者の渡戸由布子さんとFacebookで繋がっているので、
 コロナのために帰国中のサックスの知香さんという方と出会って、平井さんのノワ・アコルデ音楽アートサロンで何かできないかしらと連絡が入りました。
5年前の6月、Facebookさんが、由布子さんと林典子さんがノワ・アコルデ音楽アートサロンでコンサートをしてもらった思い出を知らせがあったところだったので、「なんかこれは!コロナのトンネルを抜けるためのお導き?」由布子さんとメールの弾み具合が、かなりアップしているのです。それも奈良で出会って5分くらいしか話していないのに「じゃ。何かしましょう!」と別れたそう。
 いきなりコンサートとは、二の足を踏むころでしたので、先ず無観客動画配信を提案、典子さんも自粛で生のコンサートがなく、しぼんでいたそうで、由布子さんが「典子さんが、こんなに飛びついて来たのは珍しい!?」と即返事あり。
 7月は、三密回避人数限定コンサート3つがすでに完売御礼になっていたので、これは生演奏で行きましょう!とトントン拍子に決まりました。
 若いチェロの女性が、ノワで弾き始めたとたんに「長いあいだ、こんなにいい響きのところで音を出していなかった!」と感嘆の声を挙げられたのに、こちらも熱くなったところでした。
 コロナはウィルスですから、私たち人間の思うようにはなりませんが、その特性を正しく怖がって、対処していくことは全員一致で、田中幸成さんも、とっても喜んでくださって、共催企画で7月24日土曜日に開催することになりました。ネット配信すると一ヶ月前に完売御礼となりましたので、リハーサルも2回3回と余裕が出ていい調子です。ベートーヴェンのピアノトリオ通称「街の歌」をサックスで入りました。ベートーヴェン生誕250周年に、彼の名作をノワ・アコルデ音楽アートサロンでされることになりました。知香さんのサックスの音色は、美しいので愉しみです。
  知香さんを応援しておられる、まほろばラボさんは、またまた昨年の7月初旬、ヴァイオリンの工房レクチャーとライジングスターコンサートをひらいてくださっていて、ご縁が巡ってきたようで、びっくりしています。
 コロナは禍ばかりではなく、音楽で繋がろうと歩み始めていると、こうした出会いがあるのですね。
 先ずは、手洗いをアルコール消毒をこまめに、マスク必須、熱中症も手を洗うことで体温を下げるそうです。
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2018年09月30日

 〜今の作曲家のチェンバロ作品リサイタルを開く〜 染田真実子 東京と大阪公演 

 ストラスブール音楽院で学んだチェンバロの染田真実子さんが、ノワ・アコルデを選んでオール現代作曲家委嘱作品のリサイタルです。
いつも現代曲を入れている真実子さんは日本チェンバロ協会会員ですが、帰国後すぐに招聘されて演奏しています。
今回も近江楽堂とノワ・アコルデ音楽アートサロンで。
またサロンが結ぶいい出逢いがありました。昨年、ルツエルン国際音楽祭現代アカデミー(ピエール・ブーレーズ提唱)で招聘参加で出会った
メンバーレン・アンサンブルが選んだ作曲家桑原ゆうさんの曲を聴いてまたサロン打ち上げパーティで共感して委嘱作品が生まれました。
お二人とも初演をとても楽しみにしていて、桑原さんから平井へ「ぜひ大阪公演に行きます!」と喜んでくださっています。架け橋がまたできていました(😊)
市民社会になってもベートーヴェンもシューベルトも、ブラームスも殆ど作曲をしたら、何年も経たずにすぐにサロンやステージで演奏されていましたことを思えば、現代の作品を披露する場をすこし御譲りしてもよいのではないかと、来る物拒まずの姿勢で受け止めて、お二人の情熱に寄り添ってサポート出来る限りしたいとおもっています。
染田さんは、もちろんバロック音楽演奏も大好きですのでご安心ください。
 作曲家の方のご来場もお待ちしております。

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2018年02月03日

チェンバリストと調律師の響き合い  〜節分のフレスコバルディ〜

我が小さな音楽サロンで、こんなにチェンバロの終音が響いたことがあるだろうか?
自分の耳を確かめながら聴いていた。
八島優さん イタリア在住20年。ミラノから約2年ぶり一時帰国コンサート@ノワ・アコルデ音楽アートサロンであった。
 プログラム 第1部
  バロック以前、イタリアルネッサンスの音楽の様相の変遷を演奏者自ら解説。
  @アンドレア・ガブリエーリ(1533〜1585) 52歳で没 
     イントナツィオーネ 英語にすれば、イントネーション 発音 まあ出だしの調弦か、教会でオルガニストが即興で試し弾きしていた歴史があるとのこと。
  Aジョヴァンニ・ピッキ(1571?〜1643)
     トッカータ 
  Bジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575〜1647)
 カンツォーナ・フランツェスカ・セッティマ (クロマーティカ)
  フランス歌曲第7番 半音階
  Cベルナルド・ストラーチェ (1637〜1707)  ヨハン・セバスチャン・バッハが1750年没を持ってバロック音楽終焉に先立つこと43年前に没。
    パッサカリア 
    バレット 
 C番目のストラーチェは、ジローラモ・フレスコバルディ(1583〜1643)より54年後に生まれ、63年後に没。半世紀の違いがある。ストラーチェの音楽的位置は、ローマ・ナポリ派 『チェンバロとオルガンのための種々の作品集』唯一現存する作品集、ダンスや変奏曲などが収められている。
フレスコバルディは、フェッラーラで音楽教育を受け、ローマバチカンでオルガニストの地位を守り続け、トッカータ集 作品を編纂した。いわゆる「バロック音楽」が大バッハ没をもって約150年と区分されますが、多様な性質と様式の変遷の中で、彼はそのトッカータ集の中で、作品を演奏する際に、演奏家は、アフェット(情念や魂の機微・彩)が如何に重視されねばならないかを、序文において明文化したという解説も含めて拝聴。
 第2部は、イタリア製クッキーやチョコレートセットとドリンクが振る舞われ、別室控え室で八島さん学生時代からのお仲間がサービス。お客様もコートなしで歓談、くつろがれている光景に、こちらもリラックス。後半始まる前に次ぎなる催しのご案内。
 第2部は、照明をチェンバロ鍵盤、譜面と八島さんだけにスポットライト。そして曲名を書いたスケッチブックを譜面台において、二つ目のライトのみ。つまり、聴く側は否応なくその2点に集中。
いよいよ全曲フレスコバルディ

   トッカータ第7番 (トッカータ集 第1巻より)
   フレスコバルダのアリア 
    「オル ケ ノイ リメーア」の主題によるカプリッチョ (カプリッチョ集)
    100のパルティータによるパッサカリア
     ガリアルダ 第1番 (トッカータ集 第2巻)
    カンツォ−ナ 第1番 (トッカータ集第2巻)
     ロマネスカの主題によるパルティータ 
  
    イタリアバロック音楽の変遷と隣国の影響も受けた作品しかし、普段聴かない大変珍しい
  作品を集めたチェンバロリサイタルと言ってよいだろう。

 そこで、さて、いよいよ今日のサロンオーナーが聴いた見た本題。
  「なんと終音の響きが長いのだろう!? もちろんペダルがあるわけではないがまるでピアノのように残響があるではないか?」今日は、我が耳を疑い、何度も体験して確認した。残響3秒〜ヒョッとしてそれ以上!
  タイルが床タイルであるために、演奏家、特にチェンバロの方から、「ヨーロッパの石の響きと同じ」と好評いただいて面映いものでもあるが、あるがままなのである。
  八島さんは、10時30分頃からリハーサル。調律師さんのSさんも時間外からスタンバイ。
  筆者は、事務所や作業で動いていたので、調律師さんとの打ち合わせなど判らない。
   今日のとれとれの感想を感謝を込めて、調律師のSさんにまた、お訊ねしたくてたまらず電話した。
 「残響が凄く長くて、ピアノ見たいで、びっくりでした。音律は、なにをえらばれましたか?」「八島さんのリクエストに御応えしてさせて頂きましたが、リハーサル中に、半音階も入れておられ、また色々な和音を使われているので、音が濁らないように調律しました。」「それはどういう風にですか?」「本来の音律にプラスアレンジしました。」「へえ、プラスSさんアレンジですね(笑)」「笑 ハイ。そうですね(^_^)V」
「もちろん八島さんは、サロンでリハーサルをするなり、『ここは、ミラノで弾いてるのと同じ響きなので、有り難いんです〜』なんて言ってくださるので、有り難いですし、やりがいがあるのだな〜とほっとする瞬間です」「でも、弾き方の工夫で随分異なりますね」「そうですよね」
「判りました!今日はチェンバリストのリハーサルを黙して側で聴いている調律師が、色々な和音の彩りをすぐに察知して、言葉での打ち合わせはもちろんですが、単なる音律法注文選択だけでなく、繊細な耳から受け取る和音に濁りを取っていく、つまり、音のパレットに透明な彩りを作り出す二人の響きの成果だったのですね」
「そういっていただけて、とても嬉しいです。こんな調律ができて、幸せでした!何より八島さんのチェンバロ、ようく鳴ってました!」
  なんという素晴らしい調和の響きだろうか!フレスコバルディ様!いかがでしたか?
  そして裏方として、チケット受付、照明・録音のプロの友人、お茶の接待など沢山のお仲間が二年前と同じメンバーでされていたことも、素晴らしい!
  サロンオーナーとしても幸せな1日でした。 お元気でお洒落なご両親にも会えましたしね。(笑)
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posted by きりん at 23:45| Comment(0) | サロンコンサート&公開レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする