2017年06月03日

ESPRI DE NOIX ACCORDEES CINQ  鑑賞会 第3回

 昨晩の嵐とは打って変わって、爽やかな風吹く夕暮れ。 T さんが、ご自慢のスピーカーを持って出現。
 拙宅の簡易レコードプレーヤーを運んでもらって設営。具沢山の豚汁を保温させておいて、オードブルや揚げ物系主食を調達。日はまだ明るく、ビールやお茶も整い、カンパアーイ🍻 
 今日は、結果的にすごく楽しい CD &LPメニューとなって、充実して、リラクマ風でした😃
なんでも自然体で次々とおいしく美味鑑賞(視聴)しておりました。
 
 ♬Hさんご持参のは、
沢井忠夫  沢井忠夫合奏団 「筝」 @独奏筝と筝群のための詩 A UTA 陽炎   KAGEROU
 B 螺鈿  RADEN
   筝3台 で迫力あるある! 
 ♬Mさんご持参のは
 ガブリエル・フォーレ 合唱曲集  ガブリエル・フォーレ少年合唱団   LP VOX H-4411V
  もともとlp 録音だそう。 少数の少年による合唱 宗教曲 フランス語  
♬  NOIX ACCORDEES  めのう岬  Cabo de Agata  吉川 二郎  ギター&作曲 編曲
                            吉田真理子 フルート
   吉川氏作曲演奏  フルートが入ると俄然フルートが出てギターは伴奏へ 
     めのう岬は   Cabo de Agata   実際に作曲家が訪れて書いたもの。ちょっとお洒落なフンイキ

♬ NOIX ACCORDEES F.J.ハイドン トランペットとオーケストラの為の協奏曲
             小曲俊之  指揮飯森範親  日本センチュリー交響楽団 

   ハイドンマラソンが始まって、団員による初めての協奏曲 有名な曲で、学生時代から、コンクール、テストには最多演目となる曲 
  小曲氏のこの演奏は、終始柔らかい音色で芯があって揺るぎない浪々とした名演
    テレビ放映もされた。
    聴いている5人みな一致して、シーンと拝聴。 
♬ N さんご持参のは
  モーツアルト 
    DIVERTIMENT KV 166  ベルリンフィルのメンバー 2001年 
  オーボエ2本 イングリッシュホルン2本 クラリネット 2本 ファゴット2本 ホルン2本
   モ−ツアルトは木管楽器も自由自在に操るのだ。昔は木管は門付け楽隊たちが、夕暮れから夜にかけて
   お得意様へ演奏しては稼いでいたのだ。 貴族の館もあれば庶民の住まいや旅籠屋もあったろう。
     食事を彩り、寝る前の心地よい曲を所望する人たちを見上げながら演奏していた楽隊たちを想像しながら。
 モーツアルト 
    CLARINET QUINTET KV 581
 カール・ライスター (Cl.)
 トーマス・ブランディス ストリング・クワルテット 

      T氏 モーツアルトのこの五重奏とクラリネット協奏曲がいいんですよねえ。
       弦楽四重奏のメロディーが抜群。クラリネットの音域も無理がなく、美しい、自然なのだ。
   そう発見確認できた。
♬ Yさん ご持参のは
    玉村 洋平 チェロ・ソナタ 「ポートレート・オヴ・プレーヤー」 op.10
 北口 大輔 (Vc.)  永坂 恭子(pf .)

    曲想は、ミニマル・ミュージック系統の曲であるが、情景が浮かぶ。 例えば○○八幡の湖水面など
         ソナタ形式の贅肉をとった美しい曲だ。
       終盤へと行くコーダの後にブラボの声が入ってしまい残念である。
      楽音との間があかない(残響がなくなるまで)と、曲の終局を伝えられないからである。

 ♬NOIX ACCORDEES  LP 二枚組  レナード・バーンスタイン (作曲 指揮、追加台本)
     Mass  カトリック典礼によるミサ  ワシントン ケネディ・センター 杮落し公演
       1971年9月8日 初演 
    LP 盤  2枚 4面
 ユダヤの移民である作曲者自身がローマカトリックのミサ典礼を全面的に取り入れて、アメリカのジャズ、ロックを混入し、それを教会から抜け出して劇場で信者であるかないかに関わらず聴衆の前で歌い踊り、オーケストラ編成で演奏されるという、前代未聞の演奏芸術作品である。1990年10月70歳を過ぎて肺がんのために亡くなった20世紀最大といってよい作曲家バーンスタインは、国内外で知人であろうとなかろうと「レニー」と愛称で呼ばれ、行く先々でたくさんの人々と音楽を通して交流した。
 音楽界の最高峰であるウィーンフィルがカラヤンの後の方向性を見いだせないでいた時、ユダヤ系アメリカ人であり、まだまだ50歳にもならない(この頃は、若手であった)バーンスタインが、選ばれて招聘され、作曲よりもますます指揮者音楽監督として世界を飛び回り「70年代ヨーロッパ指揮界の救世主」(ジャケット解説文より)として活躍しつつ、其の合間を縫って作曲したのがこの作品だ。不可能という言葉は、レニーにはないという証しがこの作品なのだ。
 宗教音楽と劇場音楽、クラシックとジャズ等等、あらゆる垣根を越えて民族、宗教、国境、年齢を越えて人間はそれらによって区分けされない共感し尊敬し合えるという理想を音楽芸術で具現化したのだった。
  今宵は、数人で聴き進むうちに、「あ、ここは、トニーがマリアに初めてあって歌うアリア!ウェストサイド〜」「あ、ここは、プエルトリコたちが、歌い踊る”アメリカ”」(シンフォニックダンスとして独立的に演奏されている)とか、長丁場で退屈するかと思ったら、反対で、私自身、かつてリビングルーム=リスニング空間から何度も聴こえてくるこの『ミサ』のリズムサウンドをすっかり懐かしさとともに楽しんでいたのだった。みなさんも苦痛ではなかったようで、最後にレコードプレイヤーかけていただいて安心した!7月の大阪フィル70周年定期で演奏されるこの曲、さてどう料理されるか、楽しみである。やはりこのスピーカーで聴くとクリアーさが、倍以上なのです。 

 
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posted by きりん at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) |  CD,LP,DVD 鑑賞のひととき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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